公園の鳥たち 11
潮入の池の岸辺にシギが来ていました。くちばしの形からシギの仲間だと思いますが、なんという種かはわかりませんでした。
人工の大きな鳥です。
この公園は羽田空港のすぐ近くで、手前の滑走路が出発便の使われると。飛行機のお腹をすぐ近くで見られます。どうしてこんな大きなものが空に浮かんでいるのか、素朴な疑問です。
この日はあまり多くの種類の鳥は見られませんでした。
アオサギが何羽も飛び交っていました。水面をじっと見つめて餌を探しているようです。
杭の上にはカワウがたくさん留まっています。
羽を広げ乾かしているようですが、「どう、私の衣装を見て!」と言っているかのようなそぶりです。
アオサギが獲物を見つけたようです。じっとねらいを定めて一瞬の動作でくちばしを水中に差し込み獲物を捕らえます。ハンターの迫力が見られました。
カワウは身体のほとんどを水中に没して泳いでいます。すっと潜るとずいぶん離れたところから顔を出します。水の中での狩りに適した身体のつくりになっているようです。
キンクロハジロの雌でしょうか。同じような形態のかもが3羽一緒に餌を探していました。雄の姿は見られません。雌雄一緒だと同定しやすいのですが、雌はどれも同じように見えてしまいます。

東京港野鳥公園 平成24年4月下旬